診療内容について

矯正歯科

矯正担当者

竹山 尚子

経歴
1995年
日本大学 松戸歯学部卒業 歯科医師免許の取得
2002年
北海道大学 歯学部 歯科矯正学講座にて 日本矯正歯科学会認定医の取得
2009年~
旭ヶ丘矯正歯科 勤務
2017年~
かわぞえ歯科クリニック 勤務

当院で使用する装置について

使用する装置の例

主な治療装置は、子供のうちは 歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド、マルチファミリー)や拡大床装置、リンガルアーチ、マウスピース型矯正装置(Invisalign first)などがあります。
中学生以降の大人の方は、マルチブラケット装置、マウスピース型矯正装置(Invisalign)などがあります。

Invisalign(インビザライン)装置について

当院では、取り外し式マウスピース型矯正装置(Invisalign装置)を取り扱っております。
この装置は、子供から大人まで世界中で多くの患者様がご利用になっている快適な矯正装置です。一人一人にカスタマイズされ、1週間から2週間で交換していく使い捨ての装置になります。装置の特徴として、使用時間がとても重要となり、一日20時間以上の使用が推奨されてます。
また、この装置は、Invisalign社の製品でInvisalign Japanを介して入手していますが、医薬品医療機器法の未承認のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外であります。国内にはマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器法の承認を受けているものが複数存在します。
しかしながら、Invisalign装置はFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証をうけ、安全であることが証明されており、歯を動かすには素晴らしい装置でありますので、当院ではこの装置を使用しています。
患者様の状態、治療計画によっては、適応にならない場合もありますので、まずはご相談ください。

矯正治療の費用について

装置の種類や個数によって費用は変わってきます。
詳しくはその方々によって変わりますので、一度相談にいらしてください。

相談料 ¥1,100
検査料 ¥24,000
診断料 ¥11,000
子供の矯正治療(乳歯が残っている場合) 1期治療の装置料
¥55,000~385,000
2期治療の装置料
¥330,000~660,000
中学生以降大人の治療 ¥550,000~820,000
調節料&歯ブラシ指導料(月1回) ¥3,300〜5,500
装置撤去料 保定装置代 ¥33,000

※1期治療とは乳歯が残っており永久歯萌出のための治療です。
※2期治療とは1期治療をした方の歯並びを整える全体の治療になります。
※表示金額はすべて税込です。
※公的健康保険の適用外の自費診療となります。詳しくはこちら

各種クレジットカードがご利用いただけます。

クレジットカード

矯正治療の通院回数について

  • 通院間隔は、一般的には毎月1回、または数か月に1回
  • 通院期間は、成長の具合や治療内容によりますが、一般的に2年~4年

保険診療の適用について

矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合は一定の条件を満たす方のみとなります。
本院では施設基準に適合していないため、高度医療機関へのご紹介となります。
保険適用の条件につきましては、日本矯正歯科学会のホームページに記載しておりますので、ご覧ください。
https://www.jos.gr.jp/facility

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1 週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。